古くなったキッチンから新しいキッチンにリフォームする際に、キッチン選びで悩んでいる方は多くいらっしゃいます。キッチンの選び方は、現在と同じキッチンタイプにするだけでなく、新しいレイアウトや設備、空間のリフォームも可能なため、幅広い選択肢があります。
キッチンリフォームの専門知識、ご家族のライフスタイル、キッチンの使用方法なども加味して、数多くの選択肢の中から、自分に合ったキッチンを選ぶのはとても難しいものです。何も調べずにキッチンを決めてしまうと、失敗、後悔することもあります。
こちらの記事では、キッチンリフォームの際のキッチンの選び方の基礎的な部分を説明していきます。
キッチンを選ぶ前に現在のキッチンサイズを測る
キッチンリフォームをするために、現在のキッチンの幅を確認します。リフォームはキッチンを全て解体して取り付けるので、現在のキッチンのサイズを参考にしてキッチンを選ぶことで、リフォーム費用を抑えることができます。
現在のサイズより大きなキッチンへリフォームしたい、レイアウトを変えたい場合は、お部屋の間取りやサイズの確認が必要になりますので、当店へ無料見積もり・ご相談ください。
キッチンの型から選ぶ
新しくリフォームしたいキッチンを型から選ぶために、一般的なキッチンレイアウトをまとめました。
I型キッチン
I型キッチンとはシンク・コンロ・調理スペースが横一列に並んでいるキッチンのことです。システムキッチンの中でも最もスタンダードな形で、多くの戸建て住宅だけでなく、アパート、マンションなどの集合住宅で使われています。
I型は場所の制限が少なく、どこでも設置できることや、価格が低価格~高価格まで幅広くあるので人気のレイアウトとなっています。
Ⅱ型キッチン
Ⅱ型キッチンはシンクとコンロが別々にあるのが特徴のレイアウトです。I型キッチンより作業スペースが広くなるので、間隔を適切に設計すると2人でも作業がしやすく、とても使いやすいレイアウトです。
Ⅱ型キッチンは2つのキャビネットがあることで、収納スペースを多く確保することができます。また、吊り下げ収納を付けることで、更に収納スペースを確保することができます。
ただし、間隔が広過ぎると通路に水滴や食材が落ちやすく、汚れやすくなるので、レイアウトになるので注意が必要です。
L型キッチン
L型キッチンはコンロとシンクが90度で向かい合うように設置できるので、コンロ、シンク、冷蔵庫の3つの点からなる三角形「ワークトライアングル」を短く設計できます。I型キッチンと比較して、作業スペースが広いのがメリットです。ただし、コーナー部分にデッドスペースが生まれやすいのがデメリットです。
ペニンシュラキッチン
ペニンシュラキッチンとは、対面式キッチンの一種で、キッチンのカウンターの左右どちらかが壁に接しています。
キッチンをさえぎる壁や棚などがないため、LDKをすっきり広々とした空間にできます。
立ち上がりのあるカウンターを設置することで、作業スペースを隠すことができることや、出来上がった料理を置くことができるので、配膳がスムーズになります。
ペニンシュラキッチンのデメリットとして、油はねや水はねの問題があります。料理や洗い物などでリビング側へ油や水がはねてしまう可能性があります。また、完全にオープンにしてしまうと、ダイニングやリビングまで調理中のニオイや煙が広がります。その場合、室内の壁や家具などにニオイが付いてしまう恐れがあります。
アイランドキッチン
アイランドキッチンとは、調理スペースやシンクなどが島のように独立しているタイプのキッチンのことです。対面式キッチンのなかでも、壁に設置する部分が全くないというのがアイランドキッチンの特徴です。
開放的なアイランドキッチンは回遊動線が作りやすく、広いスペースが取りやすいため、複数人での作業がしやすいのがメリットです。
アイランドキッチンのデメリットは広いキッチン空間が必要なため、スペースに余裕がない住宅には、導入することができません。
キッチンが丸見えの状態になるので、少し汚れているだけでも、汚い印象を与えてしまいます。キッチンがオープンのため、周りに汚れや油、煙などが広がりやすくなります。特に煙に乗って部屋中に飛び散った油は、床や壁にこびりつくのなどの大きなデメリットがあります。
キッチンの型で選ぶ場合は、ご自宅の広さや窓の位置、配管、電気配線などにより、費用が大きく変わる場合があります。キッチンタイプを大きく変更したい場合、熟練したスキルも必要になりますので、当店のようにキッチンリフォームの得意な業者へご相談・ご依頼することをおすすめします。
キーワードからキッチンリフォームの要望を洗い出す
キッチンリフォームは、「キレイなキッチンにしたい」「おしゃれなキッチンがいい」と思っていても「使いやすいキッチンが良い」「掃除がしやすいキッチンが良い」と実際の要望は違っている場合があります。キッチンリフォームで失敗しないために、本当の要望となるキーワードをピックアップしてみましょう。
選択したキーワードに合わせて、「使い勝手の良いおしゃれなキッチン」や「収納が多い家事楽キッチン」にするなど、リフォームのご提案致します。
使い勝手や素材でキッチンを選ぶ
キッチンを選ぶとき、大きさやタイプだけでなく、部位ごとの素材で使い勝手やメンテナンス方法が変わります。選び方を間違えると、「調理がしにくい」、「掃除・お手入れが面倒」、「腰痛になりやすい」といった可能性がありますので、部位ごと自分のあったものを選びましょう。
ワークトップ選び
ワークトップとは、調理や作業を行う天板・カウンターのことです。システムキッチンではコンロやシンクが一枚板のようにつながっていて、キッチン下には収納があり、作業がしやすい形状になっています。素材は、ステンレス、人工大理石、人造大理石などがあり、素材それぞれにメリット、デメリットがあります。
メリット | デメリット | |
ステンレス | 水や熱、錆に強い 汚れに強い 臭いがつきにくく衛生的 シンクとのシームレスな接合 人造大理石(人工大理石)比べると安価 |
インテリア性は低い 経年劣化でステンレスの光沢が無くなる もらい錆がつく 水垢を放置すると、水の跡が残りやすくなる |
人造大理石(人工大理石) | インテリア性が高い 水はねの音が小さい 傷がついても研磨で解消できる |
熱や液体のシミで変色を起こす 固くて重たいものを落とすと天板が割れることがある 年数が経つと黄ばんでくる クレンザーなどで磨くと白く変色する 傷がつきやすい もらい錆がつく シンクだけステンレス、またはシンクだけ人造(人工)大理石の色を変えると継ぎ目から劣化する |
ワークトップの奥行きは65cmが主流ですが、ヒヌカンなどを窓辺のニッチに置く方は60cmにすることで、手が届きやすくなります。
シンク選び
キッチンのシンクは、ステンレス製と人工(人造)大理石製、ホーロー製の3つがあります。
特徴・メリット | |
ステンレス製 | キッチンシンクの定番素材のステンレスは耐熱性・耐久性・対磨耗性が高いというメリットがあります。カラーはシルバーとなっているため、デザイン性はありませんが、安価なキッチンとなります。 |
人工(人造)大理石製 | デザイン性が高く、高級感があり、大理石も安いキッチンがあります。 天板(ワークトップ)からシンクまでつなぎ目のないキッチンが作れます。そのため、お手入れがしやすく、キズがつきにくいのがメリットです。 |
ホーロー製 | ホーローとは金属とガラス質が結合した素材で、水や湿気、熱への耐性に優れ、耐久性もあり、お手入れや掃除がしやすいのがメリットです。 国内ではタカラスタンダード社が高品位ホーローを使ったキッチンを取り扱っています。 |
IHクッキングヒーターかガスコンロはどちらが良いか?
コンロは、IHクッキングヒーターかガスコンロのどちらが良いかは、オール電化住宅かガス併用住宅かで大きく変わります。
特徴・メリット | |
IHクッキングヒーター | フラットで掃除がしやすい 換気扇の掃除が楽になる 温度調整がしやすい 室内温度は上がりにくい 光熱費が一本化されるのでガス併用に比べ安くなる 電気代が安くなる料金プランが使える |
ガスコンロ | IHより機器代が安い 乾電池を使用するガスコンロであれば、停電でも調理が可能 様々な調理鍋が使える 直火調理ができる |
IHクッキングヒーターかガスコンロかで悩まれる方は是非、当社ショールームにて調理体験してみてください。どちらの使い勝手を比べてみてください。
ガスコンロしか使ったことが無い方に、是非IHクッキングヒーターの良さを知ってほしいです。
料理がしやすい、掃除がしやすいコンロを選ぶと、毎日の家事が楽になります。どちらが良いか分からない方は是非、プロにご相談ください。
キッチンメーカー・モデルを決める
当店でお取り扱いしているメーカーは国内主要メーカーです。各キッチンメーカー・モデルの特徴から、お客様のご希望に合うキッチンメーカーやモデルをご提案します。
取り扱いメーカー:タカラスタンダード・クリナップ・TOTO・ウッドワン・LIXIL・エイダイ
キッチンの選び方はプロに相談しながら進めましょう
初めてのキッチンリフォームは分からないことだらけです。そして、キッチンリフォームは人生で何度も行うものではないので、その時の最新情報を集めて、プロと相談することで後悔、失敗のないキッチンリフォームができます。
あなたの生活が楽になる、楽しくなるキッチンリフォームができるように、当店へ是非、ご来店ください。
お見積り・ご相談は無料です。お気軽にお電話・LINEしてください。
LINE公式アカウントに登録いただきますと、お得なキッチン情報が受け取れます。LINEから無料見積もり・ご相談も可。是非、ご登録ください。
ショールーム【クックホーム】
所在地 〒904-2301 沖縄市泡瀬4丁目1-19
無料Wi-Fi、駐車場あり
お問合せ電話番号 098-989-6217
FAX番号 098-989-6216
営業時間 9:00-17:00
定休日 土曜日・日曜日
取り扱いメーカー タカラスタンダード・クリナップ・TOTO・ウッドワン・LIXIL・エイダイ・パナソニック
土・日の見学はご予約の方のみとさせていただきます。